発達障害
発達障害のお子さんたちは、どのように物事を捉えてる? 発達障害のお子さんたちは、どのように考えている? これらの問いに対する1つの考え方と、それに基づいた対応・関わり方についてお伝えしたく、シリーズ物の発達障害についての記事を作りました。 発…
「もっとできる!」「まだ足りない!」とお子さんのパフォーマンスに焦ったりイライラすることってありますよね? ・・・からの、そんな自分に自己嫌悪となっている親御さんもいるかもしれません。 そこで今回は、その焦りやイライラを防ぐためのスタンスに…
宿題を嫌がる、片づけない、歯磨きが雑・・・ お子さんに直してほしいことや、出来るようになって欲しいことは、挙げたらきりがないですよね。 でも、お子さんが「覚醒」のような状態になっていきなりいろいろなことが出来るようになることはあり得ません。 …
お子さんに身につけて欲しいスキルや、「将来こうなってほしい」という理想の姿は、どんな親御さんでも持っていると思います。 それらは、『目標』という言い方が出来ると思いますが、この『目標』は設定次第で成長の基にも負担の基にもなります。 ずいぶん…
今回は、タイトルの通り、お子さんに『指示』を出すときのポイントについてです。 前回、前々回と、 そもそも『指示』という形にならないための下準備と、 『指示』をだす場合の内容とその後の対応 についてご説明させていただきました。 今回は、「指示の出…
発達障害を中心とした関わる際に配慮が必要なお子さんは、「しっかりしなさい。」や「気をつけなさい。」のような曖昧な声掛けでは、求められていることを理解することが難しかったり、自分なりに判断して行動して間違えたりということが多くなってしまいま…
宿題をやるつもりで帰ってきたのに、親に「宿題やりなさいよ」と言われた瞬間に宿題をやる気がなくなったという経験をしたことがありませんか? このやり取りは、お子さんと関わる際のポイントに反してしまったことによって生じてしまっています。 そのポイ…
「ダメって言ってるでしょ!」 「また同じことして!」 やり方を教えてもできなかったり、やるなと言っても繰り返したり…。 大人には理解できない子どもの行動ってたくさんありますよね? そんな大人にとっては意味不明な子どもの行動も、しっかり考えれば起…
人は、様々な情報を入力し、得た情報に基づいて遂行(出力)します。(しっかりした認知心理学ではもっと細かく分けますが…。) *コチラも参考にどうぞ。 そしてこのブログでは、発達障害等の配慮が必要なお子さんにある情報の入力・出力の難しさについて、…
「〇〇君は好きなことばかりやっている」は、発達障害を中心とした関わる際に配慮が必要なお子さんの親御さんからよく聞かれるコメントです。 裏を返せば、興味を持っていること以外のことをするのはなかなか気が乗らない=やる気が出ないということです。 …
前回の記事では、『刺激へのつられやすさ』という目の前の刺激に飛びついてしまう傾向について説明しました。 今回も、目の前の刺激に飛びついてしまう傾向についてを、別の視点から見ていきたいと思います。 それは、『短期報酬』と『長期報酬』という見方…
前回は、発達障害を中心とした関わる際に配慮が必要なお子さんの特性として、カメラの例を用いながらイマジネーションの苦手さについて説明させていただきました。 ここからは、カメラの例えではない特性についての括りから説明させていただきます。その中の…
発達障害を中心とした関わる際に配慮が必要なお子さんたちには、いろいろな特性があります。 私は、それらの特性の中で最も社会に適応することを難しくしているものとして、『イマジネーションすることの苦手さ』を挙げています。
(1)で、情報の入力・出力についてをカメラの例えを使って説明しました。 加えて、もう1つカメラの例えを使って考えるべきポイントがあります。 それは、その『カメラにムービー機能が付いているか』ということです。
前回、発達障害の特性を捉える上では『情報の入力、入力された情報の理解・判断、遂行』の過程を捉えることが大切だということをご説明しました。 今回は私がこの過程を考える際によく使っている例えをご紹介したいと思います。 それは、『カメラ』です。
ここまで、「発達障害」、「スペクトラム」、「発達凸凹」と、手を変え品を変えのように『特性の正確な理解が適切な対応への第1歩』ということを主張してきました。 今回は、そのお子さんの特性を理解するために、私が相談を受けた際にお子さんの何に注目し…
発達障害に関連する言葉として、『発達凸凹(デコボコ)』という言葉があります。 この『発達凸凹』という言葉は、「障害」という言葉を使わないことで表現として柔らかくなるというメリットもありますが、それよりも『その子の特性を理解する』際にとても有…
『スペクトラム』という考え方は、発達障害の特性について誤解なく理解してもらうために非常に有用な言葉だと思います。 「発達障害はスペクトラムとして捉える」ということは、10年以上前から言われていました。 そして2014年からは、アメリカ精神医学会の…
『発達障害』・・・ 医療職や福祉職の人、当事者やその家族以外にもすっかり浸透した言葉になりましたね。 『発達障害』は、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、学習障害などが含まれ、「その子はどんな子か?」を理解するために有用な概念であると言え…
子育てのジャンルのブログを書き始め、そのジャンルのコミュニティに参加させていただくと、「発達障害」がテーマのブログや記事が多いなぁと感じます。 「発達障害」についてであれば、お役に立てる部分があるかもしれないので、これから少しずつになります…