子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックを整理していきます♪

自己成就予言で練習・トレーニングの効果をアップさせよう☆

勉強でもスポーツでも、練習・トレーニングをするならより効果が出る方がいいですよね。

ちょっとした工夫で、練習の効果を増大させることができる可能性があります!

キーワードは、『思い込み』です☆

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この記事は、『心を上手に透視する方法』(トルステン・ハーフェナー、2011)から学んだことの記録です。
著者はドイツでマインド・リーダーとして活躍されている方で、本のタイトルの通り、しぐさや言葉から相手を理解するためのいろいろな方法を紹介してくれています☆
また、相手を理解出来たら対策も取りやすくなるため、子育てや人間関係の中で有用なコミュニケーションのための方法についてのヒントも数多く含まれています♪

「世界はあなたが考える通りにある」

「世界はあなたが考える通りにある」は有名な言葉ですが、これと同じような意味で、心理学用語に「自己成就予言」というものがあります。
 
「自己成就予言」とは、

”個人が、意識的あるいは無意識的に、自己の予言や主観的期待に沿うような結果を生じさせる行動をとったために、自己の予言や期待通りの結果が出現する現象”(はてなキーワード)

 のことです。
 
「こうなるだろうなぁ」お思いながらやっていると、体と心がその方向に向かっていくということです。
 
このことを実証した実験はたくさんあります。

『心を上手に操作する方法』では、2つの実験が紹介されています。
 
1つ目は、肥満気味のホテルの部屋係を2つのグループに分け、一方のグループにだけ「部屋の掃除にはスポーツと同程度の負荷があり、痩せる効果がある」と教えると、そのグループだけほぼ全員が減量に成功しました。
「掃除には痩せる効果があるらしい」と思っていたら、本当にそうなったということです。
 
2つ目は、学校の先生を対象とした実験です。
この実験では、先生は、本当は同程度の学力の生徒のグループの1つを、「このグループは優秀だ」と教えられます。
そうしたところ、年度末には本当にそのグループの成績が最も良かったそうです。
先生が「優秀なグループだ」と思って接していたら、本当に優秀になったということです。
 
思い込んだ方向に心と体は動き、思い込んだような結果に繋がるということです。

ポジティブな思い込みでポジティブな方向に

思い込むことでその方向に結果が動くのであるなら、お子さんに良い方向の思い込みを植えつければ、良い結果に繋がる可能性が上がりますよね!

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では、どのように良い思い込みを植えつけるのでしょうか?
そのためにすることは、「今やっていることと、良い未来が繋がっている」ということをアピールするということです。
そしてそのための具体的な方法としては、「データ」や「過去の成功者」の例を出すというのが簡単でしょう。

「このトレーニングを取り入れた人の◯◯%が▢▢になる」
「あの◯◯選手も毎日やってる練習だよ」
「◯◯大学に合格した△△さんも使っていた参考書だよ」
「お前はマラソンがクラスで1番早かったパパの子だ!」
などなど。
お子さんが「きっとそうなる!」と思える声掛けであればOKです。
これらの声掛けによってお子さんに良い思い込みが植え付けられれば、お子さんの心と体は良い結果の方向に動いていくでしょう♪ 

悪い結果を想像させない

注意点があります!

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「思い込んだ方向に結果が動く」ということは、悪い結果や失敗を思い描くと、悪い結果や失敗が待っているということです。

お子さんに、悪い方向に「そうなるかも‥」と思わせてしまったら、本当にそうなりやすくなってしまいます。

その点では、
「このままでは+(悪い結果)」
という声掛けは、危機感を煽って頑張ってもらうつもりでしょうが、逆効果でしょう。

「このままでは負けるよ!」
「このまでは受からないよ!」
などですね。
本当にそうなってしまいます。
もし、今までこのような言い方でお子さんの奮起を促そうとしていた方は、ぜひポジティブな思い込みに繋がる声掛けに変えてみてください☆

 

*否定的な声掛けが望ましくないということについては、コチラの記事もどうぞ☆

 

 

まとめ

いかがでしたか?

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世界はあなたが考える通りにあります!

良い思い込みは良い結果を生み、悪い思い込みは悪い結果を生みます!

ぜひ、お子さんに良い結果に繋がる良い思い込みを植えつけてあげてください♪

この記事は、『心を上手に透視する方法』(トルステン・ハーフェナー、2011)から学んだことの記録です。

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
ここでご紹介しているテクニックに大きく影響しているのは、その相手との関係性です。
どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
ここでご紹介しているテクニックは、ただ相手を「操作する」・「操る」ためのものではありません。
相手との信頼関係に基づいた上で、その関係をより良好に・スムーズにするための一工夫のための方法としてご利用いただけたら幸いです。