相性が合わない人や、不満のある相手ってどうしてもいますよね。
一度その人のことをネガティヴに捉えてしまうと、その人の良くない部分がそれまで以上に目について、良い関係に戻ることはとても困難です。
そんなとき、その人のことをポジティブに捉え直すために有効なテクニックがあります!
この記事は、『実践!PEP TALK』(浦上大輔、2019)から学んだことの記録です。 「ペップトーク」はスポーツ映画などでよく見る、監督やコーチが選手を激励するスピーチのことです。 著者はペップトークの日本での普及に非常に尽力されている方で、この本には、様々な場面で使えるペップトークの作り方や、日々のコミュニケーションで使えるペップトークの基本スタンスがとても分かりやすく書かれています。 先生、監督、コーチ、親…誰かを指導することがある全ての人に読んでいただきたい本です!
魔法の言葉:よく言えば
あなたがその人に持った良くないネガティヴな印象は、言葉にしたらどのような表現になりますか?
例えば、
・すぐキレる
・ケチ
この2つを例にしましょう♪
ポジティブに捉え直すためには、これらのネガティブな表現に「よく言えば」をつけ、この「よく言えば」に繋がる表現を考えます。
考え出した表現が、そのままポジティブに捉え直した表現になります☆
例の場合、
・すぐキレる→「よく言えば」情熱的だ
・ケチ→「よく言えば」堅実
ユーモアでポジティブに変換♪
ポジティブに捉え直すことができれば、その人との接し方も変わってきます。
そして良い循環が生まれることもあるかもしれません☆
ただしこの変換は、「よく言えば」の後は自分で思いつかなければならないので、トレーニング的なこともある程度必要です。
とはいえ、トレーニングといっても難しかったり苦しかったりするものではなく、ゲームのように色々な表現を「よく言えば」で繋げてポジティブな表現を思いつくことを繰り返すだけです。
この変換が習慣になれば、人に対してイライラすることはなくなり、誰とも穏やかに接することができるでしょう☆
この記事は、『実践!PEP TALK』(浦上大輔、2019)から学んだことの記録です。