子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックをご紹介します♪

発達障害について①:特性の正確な理解が適切な対応への第1歩

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子育てのジャンルのブログを書き始め、そのジャンルのコミュニティに参加させていただくと、「発達障害」がテーマのブログや記事が多いなぁと感じます。

 

「発達障害」についてであれば、お役に立てる部分があるかもしれないので、これから少しずつになりますが情報発信させていただければと思いました。

 

これまでの仕事の中で得た知識、発達障害の当事者やご家族から学ばせていただいたこと、親御さんに対してや研修講師をした際にご説明していることなどを書いていこうと思います。

 

今回はまず初めに、発達障害に限らずお子さんと接する際の大前提についてです。

 

子どもの個性は千差万別です。

1つの方法ですべての子どもに対する対応がうまくいくということはあり得ません。

そうであるならば、スポーツのチームの監督が相手によって戦術を変えるように、お子さんと接する際にもその子に合った対応をすることが大切になります。

対策するためには特性の理解が必要

では、その子に合った対応ができるようになるためにはどうしたら良いのでしょうか?

そのために必要なことは、『そのお子さんの特性の正確な理解』をすることです。

 

試験に受かろうと思ったら、過去問を解くことでどのような問題が出やすいかを把握します。

美味しい料理を作ろうと思ったら、素材についての豊富な知識が必要です。

様々な種目のスポーツのプロチームでは、アナリストという自チームや相手チームの特徴を把握する専門家が活躍しています。

 

対象の特性を把握しているから、対象に応じた良い対応ができます。

良い対応をしようと思ったら、その対象の特性をしっかりと捉えるということが必要不可欠です。

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そして、「発達障害」、「グレーゾーン」、「気になる子」などといった配慮が必要なお子さんの特性を捉える際には、知っておいた方がいい心構えのようなものがいくつかあると思っています。

 

以降の記事で、それらを少しずつご紹介していこうと思います。

 

『特性の正確な理解が適切な対応への第1歩』・・・当然といえば当然のことなのですが、本当にとても大切なことだと思います。

 

これから「発達障害」という守備範囲の広~い概念についてお話していこうと思ったので、まずは大前提としてご説明させていただきました。

 

ありがとうございました。

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
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どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
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