子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックをご紹介します♪

アンカリング効果

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おはようございます!

 

先・同時に提示された特定の情報が、印象に強く残ってしまい、その後の意思決定や判断に影響を及ぼすこと『アンカリング効果』と言います。

 

値引き前の値段を消して、新しい値段を書くヤツですね☆

値引き前の値段が基準になることで、より「安い!」という印象が強くなります♪

 

人は自分の中の基準を基にしてしまうので、客観的に物事を捉えることはむずかしいですよね。

 

基準が歪まれていないかを冷静に判断しましょう♬

 

アンカリング効果を使った、お子さんが勉強・練習を「もっとやる」と思わず言ってしまうテクニックはコチラです。

 この記事は、『瞬間説得~その気にさせる究極の方法~』(ケヴィン・ダットン、2011)から学んだことの記録です。
著者のケヴィン・ダットンはロンドン生まれの心理学者で、「社会的影響」研究の第一人者です。
本の中では社会的な影響力を利用して相手に思わず「Yes」と言わせてしまうテクニックが数多く紹介されています。
詐欺師も使えるようなテクニックですが、お子さんや部下を望ましい方向に(エゴではなく)導いてあげたいときなどにも有用なヒントが豊富に含まれています☆

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
ここでご紹介しているテクニックに大きく影響しているのは、その相手との関係性です。
どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
ここでご紹介しているテクニックは、ただ相手を「操作する」・「操る」ためのものではありません。
相手との信頼関係に基づいた上で、その関係をより良好に・スムーズにするための一工夫のための方法としてご利用いただけたら幸いです。