子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックをご紹介します♪

「起こって欲しくないこと」を起こさないために☆

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本日も豆知識ショート記事です♬

 

「起こって欲しくないこと」がどうすれば起こるかを考えることは、失敗を防ぐための有効な方法です。

 

「起こらないためには・・・」という考え始め方だと、危ない部分を無意識に見ないようにしてしまったりする可能性があります。

また、危ない部分が見えたとしても、「・・・まぁ、起こらないでしょう♪」のように流そうとしてしまうかもしれません。

対策や修正が面倒・厄介なときほど、このようなことになりやすいと思います。

 

一方、「どうすれば起こるか・・・」から考え始めると、しらみつぶしに探すような状況にはなりやすいと思います。 

起こって欲しくないことの起きる理由が分かれば、そのための対策が取れます♪

対策を講じるパターンは増えそうですが、失敗は起こりにくくなりそうですね☆

 

「起こらないためには・・・」を「どうすれば起こるか・・・」に替える。

同じようなことをやっているのですが、枠が変わることの効果は大きそうです!

この記事は、『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』(飯野謙次、2017)から学んだことの記録です。筆者は失敗学会の事務総長も務められていて、「失敗・ミスを起こさないために」という視点からの様々なアイデアが紹介されています♪

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
ここでご紹介しているテクニックに大きく影響しているのは、その相手との関係性です。
どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
ここでご紹介しているテクニックは、ただ相手を「操作する」・「操る」ためのものではありません。
相手との信頼関係に基づいた上で、その関係をより良好に・スムーズにするための一工夫のための方法としてご利用いただけたら幸いです。