本日も豆知識ショート記事です☆
「欲求」について考えるときには、欲求には「表と裏」の2つの側面があるということを意識する必要があります。
人間には、堂々と口にできる「善」「正しさ」といった「表」の心だけでなく、悪い・ダークサイドと言えるような「裏」の面が必ずあります。
そして、やはり「悪」「裏」の面は強大で、なにかしら行動に起こすとき・起こさない時にはこちらの面の影響も大きく受けています。
どんなにすべきことでも、「めんどくさい」「かったるい」といった気持ちに負けたりしますよね。
お子さんや部下に、その人がした行動の理由を問う時などには、「裏」「悪」の欲求でも言いやすいような環境を整えてあげると良いと思います。
「善」「表」の欲求だけで話すを進めると、「頑張ります!」「気をつけます!」で終わってしまいますので(;^_^A
この記事は、『「欲しい」の本質~人を動かす隠れた心理「インサイト」の見つけ方~』(大松孝弘・波田浩之、2017)から学んだことの記録です。著者の大松氏は、マーケティングを幅広く手掛ける会社の代表取締役をされている方です。人の心がグッと動き、消費につながるメカニズムが分かりやすく解説されています♪