子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックをご紹介します♪

やってもらうために、やってあげよう♪

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本日も豆知識ショート記事です♬

 

「何かをやってもらうと、お返しをしなきゃと感じること」『返報性』といいます。

 

試食させて「もらったから買わなきゃ」と思わせたりとか、アンケートと一緒に景品が入っていて「もらっちゃったから答えなきゃ」と思わせたりとか、セールスの分野では『返報性』を巧みに使っていますよね。

 

そしてこの『返報性』は、とても小さなやってあげたことでも、大きな効果になったりします

軽い気持ちでやってあげたことで、ものすごく感謝されたりする時がありますよね。

 

「ギブ アンド テイク」「情けは人の為ならず」・・・

普段から、ちょっとしたことをやってあげたり手伝ったりしていると、信頼も得られ、いざというときに力を貸してもらうこともできるでしょう♪

よく「人に親切にしなさい」と言われるが、現実には、親切な人のほうが圧倒的に少ない。だからこそ、あなたが少しでも他人に親切にしようとすれば、「おっ、この人はとても親切だな」と思ってもらえるのだ。周囲の人たちに、不親切な人が多いぶん、あなたが親切にすれば、とても目立つ。

この記事は、『人は「暗示」で9割動く!』(内藤誼人、2007)から学んだことの記録です。著者の内藤誼人氏は、ビジネス心理学の第一人者として実践的な心理学の応用に力を注いでおり、『「人たらし」のブラック〇〇術』シリーズの著者でもあります。「暗示」がテーマとなっていますが、人を無理やり動かすようなお話ではなく、コミュニケーションや交渉の場において、「こうした方がうまくいく確率が上がりますよ」というテクニックや態度についての情報が満載です♪

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
ここでご紹介しているテクニックに大きく影響しているのは、その相手との関係性です。
どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
ここでご紹介しているテクニックは、ただ相手を「操作する」・「操る」ためのものではありません。
相手との信頼関係に基づいた上で、その関係をより良好に・スムーズにするための一工夫のための方法としてご利用いただけたら幸いです。