子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックをご紹介します♪

「忘れろ」と言われたことは忘れない☆

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本日も豆知識ショート記事です♬

 

心理学者R・シンバロによる、単語を覚えさせる実験です。

単語を覚えさせるときに、「忘れてくれていいからね。記憶の実験だけど、むきにならなくてもいいよ。」と伝えたグループと、「記憶の実験だから、きちんと覚えてね。」とプレッシャーをかけたグループを比べると、「忘れていい」と言われたグループの方が成績がよかったそうです。

 

力んでやって、良い方向に行くことって少ないですよね。

 

お子さんや部下に何かをやってもらうときには、気合を入れさせる声かけより、肩の力を抜いて自然体で取り組むことができるような声かけが大切です☆

この記事は、『人は「暗示」で9割動く!』(内藤誼人、2007)から学んだことの記録です。著者の内藤誼人氏は、ビジネス心理学の第一人者として実践的な心理学の応用に力を注いでおり、『「人たらし」のブラック〇〇術』シリーズの著者でもあります。「暗示」がテーマとなっていますが、人を無理やり動かすようなお話ではなく、コミュニケーションや交渉の場において、「こうした方がうまくいく確率が上がりますよ」というテクニックや態度についての情報が満載です♪

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
ここでご紹介しているテクニックに大きく影響しているのは、その相手との関係性です。
どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
ここでご紹介しているテクニックは、ただ相手を「操作する」・「操る」ためのものではありません。
相手との信頼関係に基づいた上で、その関係をより良好に・スムーズにするための一工夫のための方法としてご利用いただけたら幸いです。