本日も豆知識ショート記事です♬
人間の脳は、集中すべきことに集中するために、「たいしたことない」「簡単だ」と捉えると、深く考えなくなります。
来るべき時に備えて省エネにしたがるということですね。
この脳の特性は、メリットにもデメリットにもなると思います。
例えば、上司に自分の案を通したい場面などでは、上司に「どの案を選んだとしても大して変わらない」と感じさせるようなプレゼンをした方が、「じゃぁ、それでいいよ」と了承してもらいやすくなります。
(本当はとても重要な案件でこのテクニックを使うのは危険です!実際にも大したことない案件をよりスムーズに通したい時に使ってみてください。)
一方で、毎月あるような単純な業務などは、「いつものたいしたことない業務」と捉えて省エネモードの脳でこなした結果、ミスが生じるということもよくあることです。
全てのことに真剣に取り組んだら脳はパンクしてしまいます。
でも、大事なことまで適当にこなしてしまったら不具合が生じます。
見極めが肝心ですね☆
この記事は、『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』(飯野謙次、2017)から学んだことの記録です。筆者は失敗学会の事務総長も務められていて、「失敗・ミスを起こさないために」という視点からの様々なアイデアが紹介されています♪