子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックをご紹介します♪

やる気が出るために満たすべき欲求♬

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本日の豆知識は、「お子さんや部下などにやる気を出してもらうためには、満たすべき欲求がありますよ!」というお話です♬

 

Point!

基本的欲求を満たしてあげよう☆

 満たすべき欲求は3つ!

ある動機づけ理論の考えに従えば、全ての人は「基本的欲求」というものを持っています。そして、この基本的欲求を満たすことによって、人は意欲的に行動できるようになると言われています。

 紹介されている「基本的欲求」は3つで、1つ目は「有能さへの欲求」です。

「やれてる」「イケてる」と思いたいということ。

 

2つ目は「自律性への欲求」です。

やらされているのではなく「自分でやっている」「コントロールできている」という感覚が必要ということ。

 

3つ目は「関係性への欲求」です。

「人とつながっていたい」「認められたい」という気持ちです。

 

「イイ感じに自分でやれてて、認められてる」

この状態なら自発的に動けるということです☆

 

「まだまだ!支持の通りにやっていればいいんだ!これは自分との孤独な戦いだ!

こんな声掛けをされても、動こうとは思わないということですね。

こうやって現代のメンタルトレーニングを見ると、昭和のスポーツ選手って大変だったんだなぁと改めて感じます(^^;

この記事は、『心理学博士のよくわかるスポーツコーチングセミナー』(渋倉崇行)から学んだことの記録です。著者の渋倉氏は、甲子園にエースで4番で出場した元高校球児で、現在はスポーツ心理学の大学教授、スポーツ フォー キッズ ジャパンの代表という、スポーツコーチングのプロ中のプロという方です☆内容は基本スポーツの中でのお子さんへの指導という観点ですが、ほとんどの内容がスポーツに限らない子育て全般に応用可能なものです♪

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
ここでご紹介しているテクニックに大きく影響しているのは、その相手との関係性です。
どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
ここでご紹介しているテクニックは、ただ相手を「操作する」・「操る」ためのものではありません。
相手との信頼関係に基づいた上で、その関係をより良好に・スムーズにするための一工夫のための方法としてご利用いただけたら幸いです。