本日の豆知識は、「相談を受けた時には、こうしてあげてください☆」というお話です♬
ほとんどの場合、答えは本人の中にある♪
答を見つけるためには他人のサポートが必要です。人はアウトプット(話す)することで、潜在意識の中の答えに行き着くからです。聴いてくれる人がいることはもっとも重要な要素なのです。「答」を与えてくれる必要はなく、「聴いてくれれば」いいのです。
背中を押してあげよう!
見極めは必要ですが、「相談をしたい」という状況のほとんどは、実は「背中を押してもらいたい」です。
つまり、「おおよその答えはすでにその人の中にある」ということです。
また、基本的に人間は、指図されることが嫌いです。
こんなことから、「相談を受けたからアドバイスしたら、イラっとされた」ということが起こります。
夫婦あるあるですね♬
気持ちよい相談で終わるためのファーストステップは、「相談したい」という相手の主張の変換するためのやり取りです。
何を変換するのかというと、相手の言う「相談したい」を、「教えて欲しい」か「背中を押して欲しい」に変換します。
そのために、状況を確認するような質問をしたりもします。
相手の真の目的が「教えて欲しい」だったら、相手の意見や状況を尊重しながら自分の意見を教えてあげましょう。
相手の真の目的が「背中を押して欲しい」だったら、明らかに反対すべき内容でなければ、話をよく聞いた上で、相手との関係性を踏まえた背中の押し方をしてあげましょう☆
次回、誰かに何かを相談されたら、ぜひ試してみてください♪
アドバイスしていないのに、相手の「相談してよかった感」は大きくなると思います!
この記事は、『今すぐ使える!コーチング~プロコーチだけが知っているとっておきの方法~』(播摩早苗、2017)から学んだことの記録です。著者の播摩氏は、アナウンサーとして勤務後に心理学やコーチングを学んで独立し、コーチや研修講師として活躍されている方です。部下やお子さんの目標達成をサポートするためのコミュニケーション方法がとても分かりやすく解説されています♪