本日の豆知識は、「お子さんや会社の部下に『良い思い込み』をしてもらうためには、こうやって働きかけましょう」というお話です♬
良いイメージの素をコツコツ積み上げよう☆
思い込み=体験の強度×体験の頻度!
思い込み・セルフイメージは、その思い込みにつながる体験の強度・インパクトと、体験の頻度の掛け算によって作られていきます。
自分についてでも他人についてでも、もの凄くインパクトがある出来事があったら、一発でそのイメージが形成されます。
宝くじの高額当選なんかがあれば、一発で「運のいい人」というイメージがつきます。
一方で、インパクトの弱い出来事でも、積み重なればその人のイメージとして形成されます。
「なんか、お前と会う時いつも雨降るよな」みたいな感じで、「雨男」のイメージがついたり。
(「雨男」自体が、人の心理特性からくる勘違いですが(^^;)
自己肯定感やモチベーションにつながる「良い思い込み」をお子さんや部下に持ってもらいたいなぁという時も同じです。
良い思い込みに繋がる大きなインパクトがある出来事があれば、すかさず評価し、「良い思い込み」を固めることができるかもしれません。
表彰されるとか、社長から褒められるとかでしょうか。
ただ、そんな大きなインパクトがある出来事なんて、滅多に起きるものではないし、小さなインパクトの出来事でさえこちらから意図的に作ることは難しいと思います。
そんな中、最もコントロールしやすいものの1つが言葉です。
お子さんや部下にポジティブな声掛けを繰り返すことで、体験の頻度を高め、「良い思い込み」を作ることを促進させてあげましょう♪
ちなみにこれ、当然逆の作用もあるから要注意です。
毎日ぐちぐちネガティブな声掛けばかりしていたら、相手の「悪い思い込み」を形成させてしまいます。
気になる点にはなるべく目を瞑り、たまにある出来ている時にすかさず評価するといった方法で、相手の良い行動が増え、「良い思い込み」に繋がっていくのが理想ですね☆
忍耐がめちゃ必要ですが・・・。
この記事は、『実践!PEP TALK』(浦上大輔、2019)から学んだことの記録です。 「ペップトーク」はスポーツ映画などでよく見る、監督やコーチが選手を激励するスピーチのことです。 著者はペップトークの日本での普及に非常に尽力されている方で、この本には、様々な場面で使えるペップトークの作り方や、日々のコミュニケーションで使えるペップトークの基本スタンスがとても分かりやすく書かれています。 先生、監督、コーチ、親…誰かを指導することがある全ての人に読んでいただきたい本です!