本日の豆知識は、「人には、判断ミスをしやすい特性がありますよ☆」というお話です♬
人は馴染みがある方を信用してしまう☆
「近い=正しい」ではないのだけれど・・・
人には、親近性があるものや、個人的な関連を持つものを基に判断しやすいという傾向があります。
例えば、年間の交通事故死亡者と自殺者数を比較したらどうなると思いますか?
交通事故死亡者の方が多いと感じる人の方が多いのではないかと思います。
しかし実際は、令和元年の交通事死亡者は約3200人に対し、自殺者数は約2万人で、圧倒的に自殺者数の方が多いです。
(令和2年はコロナの影響でもっと自殺者が増えているのではないでしょうか・・・。)
これは、一般的には自殺の方が遠い出来事であることから起こる思い違いです。
交通事故については地方ニュースなんかでもよく放送されていますよね。
同じことは、色々な場面で起こっていると思います。
テレビやネットで言われている専門家の意見より、友達の意見を採用したり。
自分にとって馴染みのあるものが正しいとは限らないので注意が必要ですね♬
この記事は、『図解de解説 行動経済学入門』(ハワード・S・ダンフォード、2013)から学んだことの記録です。近年注目が高まっている行動経済学☆行動経済学は、これまでの「人間は効率的に動く」という経済学的な考え方を発展させ、人間の不合理な行動を解明するための研究が蓄積されています。・・・ということは、行動経済学には、「やった方がいいのにやらない」「やらない方がいいのにやっちゃう」といった人間の不合理な行動を改善するためのヒントが詰まっているということですね♬著者の播摩氏は、アナウンサーとして勤務後に心理学やコーチングを学んで独立し、コーチや研修講師として活躍されている方です。部下やお子さんの目標達成をサポートするためのコミュニケーション方法がとても分かりやすく解説されています♪