本日の豆知識は、「こうすると『・・・じゃぁ、そうしようかな☆』という方向に交渉を進めることができますよ☆」というお話です!
(仮)で未来を描いてもらおう♬☆
「確かに良い所はあるんだよなぁ」と言わせる♬
相手が、こちらが進めたい方向に進むことに躊躇している時、「仮に〇〇になったとしたらどうですか?」と、こちらの意見に賛成して進んだ場合のことを考えてもらうという方法があります。
このような質問をされた相手は、メリットがあることを理解したうえで迷っているのであれば、進んだ場合の良いことも答えてくれると思います。
未来を描いてもらえたら、現実もその方向に進んでいきます♬
日本人には特に自己一貫性の法則があります。これは、自分で一回口にした言葉によって、その後の筋道を勝ってに構築してしまうものです。スピリチュアルに言えば「言霊」です。
ただし、この方法は、質問した際に相手が悪いことばっかりの未来を描いてしまう場合もあるので、使い方には注意が必要です。
使うのは、相手が「良い面があるのは分かっているけど、躊躇している」という場面にしましょう♬
この記事は、『最高の結果を得る戦略的交渉の全技術(石井通明、2019)』から学んだことの記録です。 著者の石井通明氏は、コールセンターでのアルバイトからそのまま就職し、取締役まで上り詰め経歴の持ち主です。 本書は、著者が自身の経歴の中で学び、磨いてきたハーバード流交渉術、行動心理学がベースとなった、交渉の際に有用な理論・スキル・テクニックが幅広く紹介されています。 全ての項目が3~4ページにまとめられており、とても読みやすい本です。 「戦略的」となっているので、専門的な難しいスキルのように感じますが、むしろ基本的で、様々な場面で利用可能な情報の宝庫だと思います☆