こんにちは、心理士YUKAHISAです☆
今回は、「会話をする時、こんな風にすると相手がたくさん話してくれて会話が続きますよ♬」というお話です!
会話が盛り上がらない。会話がすぐ終わってしまう。
そんな気まずい経験をしている方は多いと思います。
そんな時、これから紹介するテクニックを使うと、相手との一体感が生まれ、相手に気持ちよく話してもらうことができるようになります♬
ペースを合わせて一体感を生み出せ☆
ペーシングをしながら聞き役に徹する
「会話が続かない」という悩みを克服するための考え方については、こちらの記事でご紹介しています☆
会話を続けるためにすべきことは、頑張って話題を提供し続けることではありません。
会話を続けるためにすべきなのは、相手に気持ちよく話してもらう環境を整えることです。
そのためのポイントが、「ダンスを踊るように相手のリードに合わせる」ということでした。
そして、そのためにすべきことの1つめは、『姿勢あわせ』です。
カウンセリングの分野では、『ペーシング』と呼ばれることの方が多いかもしれません。
『姿勢あわせ』は、名前の通りで、相手と同じ姿勢をすることです。
話している相手と同じ態度や仕草をします。
相手が首を傾げたら自分も傾げる、相手が水を飲んだら水を飲むというように、同じことをしていきます。
すると…
相手と姿勢が合っている
→2人の姿勢が合っている
→2人が一体となっている
→一体感→信頼関係
⇒とても良い雰囲気
…ということになります☆
ただ、『姿勢あわせ』は相手にバレたら全く効果はなくなります。
また、性別が違ったりするとやりにくい仕草もあるかもしれません。
そんな時は、時間差をつけて合わせていったり、相手が足を組んだら自分は腕をクロスさせるなど、応用をきかせてみてください♪
大事なことは、「似た者同士であるというメッセージを送るようにする」ことです☆
2つめにすべきことは『声あわせ』です。
合わせるべきことは、『声の高さ・テンポ・大きさ』です☆
相手がボソボソ話したら自分もボソボソ話す、相手が明るくハキハキ話したら自分もハキハキ話すというように、相手のリードに合わせていきます。
声が合ってくると、それも「息が合う」に変わり、一体感が生まれます☆
まとめ
今回は、「会話が続かない」という悩みに有効なテクニックをご紹介しました。
会話が弾む良い雰囲気を作るためには、必ずしも自分が頑張って話して盛り上げる必要はありません♪
まずは自分のことは一旦置いて、相手のリードに合わせていく。
『姿勢あわせ』・『声あわせ』といった『ペーシング』というカウンセリングのテクニックによって似た者同士であるというメッセージを送ると、お互いに共感し合っている状態になり、強い信頼関係を築くことができます。
こうなってしまえば、自分が話さなくても良好な雰囲気のまま時間は流れていきますし、自分が話すことになった時もとても受け入れてもらいやすい状態になっています♪
まずは『相手のリードに合わせ』、信頼関係に基づいた楽しい会話を楽しんでください!
この記事は、『銀座No.1ホステスの心をつかむ話し方』(水希、2009)から学んだことの記録です。
作者の水希さんは、昼はカウンセラー、夜は銀座のホステスという異例な2足のわらじの方で、ホステスを始めた後でカウンセリングを学び、その後カウンセリングのクリニックも開いたのだそうです!
とても優しくわかりやすい文章で、より良いコミュニケーションのための様々な方法が説明されています。
ホステスだけでなく、コミュニケーションに苦手意識のある全ての人におススメできる本です♪