本日の豆知識は、「そのコミュニケーションは、相手を尊重しているようでしていませんよ☆」というお話です♬
質問すればいいってものじゃない!
投げかけ方の前に、まずは受け入れろ☆
コーチングには誤解が多いように感じます。「働きかける力」だけで進めようとする人がいることです。そこにあるのは、「コーチの誘導したい方向に質問で導き、コメントして進んでいっていい」という誤解です。つまり、「受け入れる力」が低いために働きかける力に依存することが起こっているのです。
これは、親子や上司と部下の間でよくあるコミュニケーションですよね。
「考えてみなさい」と言ってはいるけど、実は「私の考えを当ててみなさい」になってるってヤツですね。
母:どうして失敗しちゃったと思う?
子:〇〇だから・・・?
母:本当にそう思う?
子:・・・■■だから・・・。
母:そうだよね。
・・・みたいなヤツですね。
このコミュニケーションが繰り返されると、お子さん・部下は自由な発想や本当の正解につながる考えができにくくなってしまいます。
最優先に考えることが、「親/上司が考える正解」になってしまうからです。
親、上司に「・・・なるほど。君の意見も一理あるなぁ。」と受け入れる度量がないと、考える力は育ちませんね♬
この記事は、『今すぐ使える!コーチング~プロコーチだけが知っているとっておきの方法~』(播摩早苗、2017)から学んだことの記録です。著者の播摩氏は、アナウンサーとして勤務後に心理学やコーチングを学んで独立し、コーチや研修講師として活躍されている方です。部下やお子さんの目標達成をサポートするためのコミュニケーション方法がとても分かりやすく解説されています♪