こんにちは、心理士YUKAHISAです☆
今回は、「相手が話している時にこんな感じにしてあげると、相手はとても話しやすいですよ♬」というお話です☆
結果、相手が気持ちよく話してくれるので、「会話が続かない」という悩みは解消されます♪
あなたの周りに「この人、話しやすいなぁ」と感じる人はいませんか?
その人はきっと、これからご紹介するテクニックを実践しているか、自然に出来ている人だと思います。
この記事を読み終わって、練習をすれば、あなたも「この人、話しやすいなぁ」と思われる側です☆
『うなずき』と『要約』☆
2種類の『うなずき』で話しやすいリズムを作ろう♪
まずは、『うなずき』についてです。
『うなずき』によって、会話が弾むためのリズムを作っていきます。
『うなずき』には、あごが首につくくらいの「小うなずき」と、頭が大きく下に動く「大うなずき」があります。
「小うなずき」は相手の話の「、」に、「大うなずき」は相手の話の「。」に入れていきます。
2つの『うなずき』を組み合わせることで、とてもなめらかなリズムが生まれます。
さらに、『うなずき』に『あいづち』も乗せていきましょう♪
「小うなずき」には「うん」「えぇ」などの小さな『あいづち』を、「大うなずき」には「ふーん」「へーぇ」などの大きな『あいづち』を乗せます。
『うなずき』に『あいづち』という音が加わったことで、より「聴いていますよ」「興味がありますよ」というメッセージを伝えることができます☆
このように、『うなずき』には相手の話をさえぎることなく、興味があるということや納得しているということを示す効果があります!
『要約』で相手を乗せよう☆
続いて『要約』です。
会話を続けるためには、「質問の代わりに要約で話を繋げる」ということができると良いです。
なぜかと言うと、質問されると、相手は答えざるを得なくなりますよね?
質問された内容と話したいことが一致していれば良いのですが、そうでないときには、相手は自分の話は置いておいて質問に対応しなくてはならなくなります。
「話の腰を折る」という状態になってしまいます。
しかし「そうでしたか。○○だったんですね。」のような要約で返されると、「そうなんだよ、それでね‥♪」ととてもスムーズに自分がしたかった続きの話をすることができます☆
このことから、『要約』は良好なコミュニケーションのための効果的なテクニックであると言えます♪
『要約』の具体的な方法ですが、経験や結果、感情などに注目しながら相手の話を聴いていき、相手の話の最後の部分をまとめて返していくというのが最も簡単な方法です。
「○○して(経験)、◻︎◻︎になったんですね(結果)。」や、「○○になったら(結果)、◻︎◻︎ですよね(感情)。」といった感じです。
このような『要約』を会話のリズムを崩さないようにサラッと入れていきます。
そうすると、相手は「それでね、それでね!」とノッてくるでしょう♪
また、やや上級テクニックですが、話が複雑になってきたときや、今話している話題で引っ張りたいときなどに、文章でいう1段落分を『要約』するという方法もあります。
この大きな『要約』も方法は同じで、重要であると考えられる経験・結果・感情に焦点を当ててまとめていきます。
的を得た『要約』になっていればお互いの整理に繋がり、よりお話が膨らむでしょう♪
なお、多少ズレがあっても『要約』にトライした段階で「一生懸命聴こうとした」という誠意は伝わっていますので、話を修正してくれるところから話は展開していきます。
ぜひ、積極的に挑戦していただきたいです!
まとめ
今回は、「会話が続かない」という悩みに有効なテクニックとして、相手が話している時に使うと、相手が話しやすくなる『うなずき』と『要約』というテクニックをご紹介しました。
『うなずき』でリズムを作り、『要約』で盛り上げます☆
そうすることで、相手は話しやすさを感じ、どんどん会話が弾むでしょう♪
そして次にお会いしたときにも、きっとあなたに話しかけてくれるでしょう。
そうやって良い人間関係が構築されていきます!
今何気なくしている応対を、意識した『うなずき』と『要約』に変えるだけで大きな効果を感じることができると思います。
『うなずき』と『要約』による変化をぜひ実感してみてください!
作者の水希さんは、昼はカウンセラー、夜は銀座のホステスという異例な2足のわらじの方で、ホステスを始めた後でカウンセリングを学び、その後カウンセリングのクリニックも開いたのだそうです!
とても優しくわかりやすい文章で、より良いコミュニケーションのための様々な方法が説明されています。
ホステスだけでなく、コミュニケーションに苦手意識のある全ての人におススメできる本です♪