子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックをご紹介します♪

お子さんを「承認」するのは、良いことをした時だけ?

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本日の豆知識は、「お子さんを承認するのは、良いことをした時だけではないですよ☆」というお話です♬

 

Point!

存在自体を承認しよう☆

 

良い・悪いの前に☆

コーチングに、「アクノレッジする」という考え方があります。

 

アクノレッジ…直訳すると、「承認する」「認める」という意味で、「褒める」という言葉とも近いものです。

 

しかし、それに加えて、

アクノレッジには、「その人の存在そのものを認めていく」「その人がそこにいることに価値を置いていく」というような意味合いをも含んでいます。 

 

「存在を認めてあげる」ということは本当に大切なことです。

「私はここにいていいのか?」と思いながら、良いパフォーマンスを発揮することはできません。

その点では、ひと昔前の兄弟が多い家庭あるあるの「お前は橋の下から拾ってきた」という冗談は、絶対に言ってはいけない冗談ですね。

 

良い悪いの前に、まずは「そこにいてもいい」というメッセージをしっかり伝えたいですね♬

この記事は、『子育てコーチングの教科書』(あべ まさい、2015)から学んだことの記録です。著者のあべ氏は、コーチとして活躍しながらお子さんを育てられた経験をお持ちで、ご自身の子育てエピソードとコーチングの理論・テクニックを結びつけ、それをとても分かりやすく親しみ深い表現で説明してくださっています。子育てあるあるに共感しながら読み進めているうちに、コーチングの基礎を理解できてしまいます♬

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
ここでご紹介しているテクニックに大きく影響しているのは、その相手との関係性です。
どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
ここでご紹介しているテクニックは、ただ相手を「操作する」・「操る」ためのものではありません。
相手との信頼関係に基づいた上で、その関係をより良好に・スムーズにするための一工夫のための方法としてご利用いただけたら幸いです。