子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックをご紹介します♪

相談を受けた時には・・・。

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本日の豆知識は、「相談を受けた時には、こんな対応をしてあげてください☆」というお話です♬

 

Point!

「提案」すればいいわけじゃない!

相談する人はアドバイスが欲しいのか?

 

相談を受けると、優しく親切な人ほど、「こうしたらどう?」「ああしたらどう?」と思いつくだけ「提案」をしてしまうかもしれません。

 

だけど、「提案」をすればいいというものではありません。

「提案」をするということが、「あなたは答えを持っていない」さらには

「私はあなたを信じていない」というメッセージになりかねません。

 

相談をする人の多くは、「全くノープラン」というわけではなく、「こうした方が良いと思うんだけど、自信がなくて・・・」という「背中を押して欲しい状態」です。

この状態の人に「提案」ばかりしてしまうと、相手に「無能と思われている」と思わせてしまうことがあります。

 

相談を受けた場合も、まずは「その人がどうしようと思っているのか」を確認することが大切です☆

 

この記事は、『今すぐ使える!コーチング~プロコーチだけが知っているとっておきの方法~』(播摩早苗、2017)から学んだことの記録です。著者の播摩氏は、アナウンサーとして勤務後に心理学やコーチングを学んで独立し、コーチや研修講師として活躍されている方です。部下やお子さんの目標達成をサポートするためのコミュニケーション方法がとても分かりやすく解説されています♪

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
ここでご紹介しているテクニックに大きく影響しているのは、その相手との関係性です。
どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
ここでご紹介しているテクニックは、ただ相手を「操作する」・「操る」ためのものではありません。
相手との信頼関係に基づいた上で、その関係をより良好に・スムーズにするための一工夫のための方法としてご利用いただけたら幸いです。