今回は、「ストレスがかかると体に症状が出るのは、こんな仕組みによるものですよ☆」というお話です☆
ストレスがかかると、日々の生活が後回しになる!
不安や不快感で緊張ホルモンが発生!
不安感や不満足感を感じると、アドレナリン、ノルアドレナリン系の、体を緊張させる「緊張ホルモン」が分泌されます。
動物や、原始時代の人間にとっては、不安や不満足は身の危険を感じた時の感情です。
そのため、逃げるか戦うかの準備のため、筋肉を緊張させ、力を溜めます。
このように、不安や不満足は、大昔は生き延びるために必要なものでした。
しかし現代では、長く続くストレス状態に対して、ここで説明していることが起こってしまいます。
しかも、生き延びるということは、動物にとって最優先事項なので、ストレス状態になると、筋肉を緊張させたり、心臓をバクバクさせたりすることに優先的にエネルギーを使ってしまい、普段していることが後回しにされてしまいます。
つまり、食べたものの消化、お肌の細胞の生まれ変わり、傷を治すといったことが後回しにされてしまいます。
その結果、お腹を壊したり、肌が荒れたりしてしまいます。
また、体の緊張が続くので、肩こりがひどくなったり、それに伴い頭痛がしたりもします。
現代の不安感・不満足感といったストレスは、残念ながら体を緊張させて戦って解決できるものではありません。
ストレスがかかると体に症状が出るということは、脳・体の仕組が社会の変化に追い付いていないことによって起こっているのですね!
ストレスがかかった時には、とにかく体の力を抜こうとしてみましょう♬
この記事は、北口良平氏の著作で、日本ファーストコーチ普及協会で配布してくださっていた「世界一わかりやすい脳科学に基づいた人(子)育てのコツ」という小冊子を参考にしています☆私は偶然Kindleで見つけ、読ませて頂きました♪人間の行動は脳が決めています。脳科学に基づくということは、今後ますますスタンダードになっていくのではないかと思います☆