子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックをご紹介します♪

説得のコツ:類似性☆

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本日も豆知識ショート記事です♬

 

嫌なヤツの言うことなんて従いたくないですよね。

反対に、信頼している人の提案なら、「そうしてみようかな」と思えます。

そして、「似ているな」「仲間だな」と思ってもらえると、信頼してもらいやすくなります☆

出身地が一緒だと分かると、急に親近感がわくヤツですね♪

 

つまり、説得するための近道の一つとして、「仲間だと認識してもらう」ということがあります。

 

Yes,We Can で大統領になったオバマ氏は、約18分間の大統領就任演説の中で、155回も「We(私達)」を使ったそうです。

 

関係機関とのやり取りなどでも、「ここはあなた達の担当だから、やっておいて」とするよりも、「一緒にやっていくチームとして、ご協力を」のようなスタンスの方が、押しつけられた感も少なくやってもらえそうですよね☆

 

何か交渉の際には、本題に入る前に、雑談しながら共通点を探すというのも有効化もしれません♪

「おー!あなたもですか!」みたいな事が見つかったらラッキーですね☆

 

仲間であることを認識してもらって、ことをスムーズに進めましょう♬

 

「類似性って大事だなぁ」と感じた方は、コチラもどうぞ☆

 

この記事は、『瞬間説得~その気にさせる究極の方法~』(ケヴィン・ダットン、2011)から学んだことの記録です。

著者のケヴィン・ダットンはロンドン生まれの心理学者で、「社会的影響」研究の第一人者です。
本の中では社会的な影響力を利用して相手に思わず「Yes」と言わせてしまうテクニックが数多く紹介されています。
詐欺師も使えるようなテクニックですが、お子さんや部下を望ましい方向に(エゴではなく)導いてあげたいときなどにも有用なヒントが豊富に含まれています☆

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
ここでご紹介しているテクニックに大きく影響しているのは、その相手との関係性です。
どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
ここでご紹介しているテクニックは、ただ相手を「操作する」・「操る」ためのものではありません。
相手との信頼関係に基づいた上で、その関係をより良好に・スムーズにするための一工夫のための方法としてご利用いただけたら幸いです。