おはようございます!
声かけで記憶を操作できてしまいます!
交通事故についての映像を見せ、
「車はどのくらいのスピードで接触しましたか?」
と聞かれた人の回答と、
「車はどれくらいのスピードで突っ込みましたか?」
と聞かれた人の回答を比べると、
「突っ込みましたか?」と聞かれたグループの方が速いスピードの回答をしたそうです。
質問の仕方によって記憶は歪んでしまうということですね!
例の実験の場合は、
「車はどのくらいのスピードでしたか?」ですかね?
事実を確認するときには、フラットな聴き方を心がける必要があります☆
この記事は、『瞬間説得~その気にさせる究極の方法~』(ケヴィン・ダットン、2011)から学んだことの記録です。
著者のケヴィン・ダットンはロンドン生まれの心理学者で、「社会的影響」研究の第一人者です。
本の中では社会的な影響力を利用して相手に思わず「Yes」と言わせてしまうテクニックが数多く紹介されています。
詐欺師も使えるようなテクニックですが、お子さんや部下を望ましい方向に(エゴではなく)導いてあげたいときなどにも有用なヒントが豊富に含まれています☆