子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックをご紹介します♪

2019-01-01から1年間の記事一覧

それ、「褒める」になってますか?:「褒める」を整理する

褒めて育てる‥ 分かっちゃいるけど、難しいですよね。 そもそも、「褒める」ってどういうことでしょうか? 『子どもは「話し方」で9割変わる』を参照に、「褒める」について整理してみたいと思います。

新しいことを怖がる子に「やっぱりやってみる!」と思わせるテクニック

習い事やイベント参加など、大人が「やってみたら楽しいだろうになぁ」と思っていてもお子さんが怖がってしまう・嫌がってしまうことってありますよね? (大人のエゴでないことを吟味した上ですが) そんな時に、お子さんに「やってみよう」と思ってもらう…

習慣化した行動を継続させるためのポイント:成長を感じさせ続けろ♪

一時期は真剣にやってたんだけどなぁ・・・。 お子さんのことでも自身のことでも、せっかく習慣化したのにいつの間にかやらなくなってしまっていることってありませんか? きっとたくさんありますよねぇ。 この時どうしたら習慣化した行動は継続できたのでし…

3日坊主卒業!行動の習慣化を支えているものは何?

お子さんの勉強、習い事‥ 大人の筋トレやダイエット、ブログもですね‥ 習慣にして、それを維持することはとても大変ですよね! 何が行動を習慣化させ、何がその習慣を壊してしまうのか。 それが分かったら対策も取れるかもしれませんよね。 行動の習慣化を支…

気まずいお願いを了承してもらうためのテクニック:一貫性の法則を利用しよう☆

大変だったり、ちょっと損をさせてしまったり、気まずいお願いをしなければいけない場面ってありますよね? そんな時に、遠慮してお願いして、やっぱり断られたりということになっていないですか? そんな時、「うぅん、まぁ、いいですよ。」と多少渋られな…

宿題、お手伝い…子どもにしてほしいことをしてもらうためのテクニック:「ついでに」

テレビ、ゲーム、マンガ…家の中にはお子さんの動きを鈍くするものが一杯ですよね。しかし、そんな誘惑に溢れる家の中でも、お子さんにすべきことをやってもらうためのチャンスはあります☆ キーワードは、「ついでに」です♪

不安を減らして本来のパフォーマンスを!:試験や試合の前でもできる不安解消のためのちょっとした方法

試験や試合に自信を持って臨むことができていますか?なかなか難しいことですよね。 そんな時に使えるちょっとした方法があります。 ポイントは、『外在化』です☆

「諦めない子」・「挑戦する子」になるように育てるためのテクニック:マインドセットを変えよう

「すぐに諦めてしまうことなく、何事にも一生懸命に取り組んでくれるような子どもに成長していって欲しい」と思わない親はいませんよね。もともと楽観的な子もいれば、慎重な子もいます。打たれ強い子もいれば打たれ弱い子もいます。 生まれ持ったり環境によ…

子どもを誘導・説得する際にすべきひと手間:合わせる・受ける・共感する

そうじゃないよ。そっちじゃないよ。こうした方がいいよ。子どもの自主性は当然尊重すべきですが、そうは言っても、どう考えても「こうした方がいい」「そうしない方がいい」という場面ってありますよね?ただ、そんな場面で、子どもは大人が思う方向に動い…

子どもに「愛されている」と思ってもらうために、どんなに忙しくてもすべきこと

仕事で疲れてる、家事で忙しい、予定があって急いでる‥そんな中でお子さんと向き合うことはとても大変ですよね。「ねぇねぇ、ママ」「ねぇねぇ、ママ」と言われても、穏やかに対応することは難しいと思います。でも、「僕は/私は、愛されている」とお子さん…

こちらの提案をサラリと通すためのテクニック(さほど重要ではないこと編)

ランチのお店や、予定のない週末にすることなど、さほど重要ではないけど決めなくてはいけない場面って、結構ありますよね?そしてこのような場面では、いちいち議論するのも面倒なので、サッとこちらの提案を通してしまいたいと思いますよね♪ そんな時に使…

子どもにやるべきことをやってもらうためのテクニック:選択肢を示そう♪

宿題、片付け、歯磨き、お風呂‥子どもにやって欲しいことなんて、山ほどありますよね。 「やりなさい!」「嫌だ!」このやり取りを1日に何回していますか? 何か子どもにやるべきことがある時に、ただ指示を出すよりはやってくれる確率が上がるテクニックが…

聞き上手になるための基本スタンス:本当の聞き上手は待たずに仕掛ける

「困ったことがあったら何でも相談してこいよ!」と言っているのに全然相談されない上司ってたまにいません? そんな上司も、本当に相談を受けようとは思っているでしょう。しかし、相談をされない上司には、これから説明させていただく聞き上手になるための…

信用・信頼を得る確率をグッと上げるテクニック:「一緒だね!」

プレゼンや交渉など、相手に賛成してもらったり、こちらの意見を通したい場面というのはたくさんありますよね。そんな時大切になるのは、信用や信頼ではないでしょうか?信用がない・信頼できない人に何を言われても、それを採用しようとは思いません。反対…

子どもの自発性を育むためのテクニック:子どもに相談してみよう♪

指示待ち人間にならず、自発的に動くことができる子に育ってほしいということは、すべての親御さんが思っていることだと思います。AIがどんどん発展していくことを考えると、指示されたことを正確にこなす以上の能力が今以上に求められるようになっていき…

効果は段違い☆子どもにやらせたいことは、まずは大人がやって見せよう!

勉強、片付け、丁寧な歯磨き‥お子さんにして欲しいことは山ほどありますよね。お子さんにやって欲しいことをやらせる時、その前に大人がしておくべきことがあります。それは‥子供にさせようと思っていることを、「まずは大人がやる」ということです! 「うわ…

プレゼン・交渉・説得のときに絶対に必要なもの、それは自信!

プレゼン・交渉・説得‥相手を自分の意見に引き寄せたい場面はたくさんありますよね。そのような場面で有効な小ワザやテクニックは数あれど、その手前の大前提で必要なことがあります。 それは「自信」です!

相手の気持ちを切り替える誘導テクニック:ペーシングからリーディング

メソメソ、シクシク‥落ち込んだ気持ちの人と同じ空間にいるときって、どうしたらよいのかわかりませんよね?何とかその人の力になりたいと思っても、どうやって声を掛けたらいいか‥ そんな時、少しずつ相手を誘導し、最終的には気持ちを切り替えてしまうテク…

親子のコミュニケーションを活性化させる条件

「お子さんと上手にコミュニケーションが取れていますか?」 この質問に堂々と「Yes!」と答えられる方は少ないのではないでしょうか?できている人でも堂々とは答えにくいですよね(苦笑)そこで『子どもは「話し方」で9割変わる』の中に、親子のコミュ…

子どもが指示を忘れない確率を上げるテクニック:リズムをつけよう♪

言っても言っても忘れちゃう。毎日毎日言ってるのに。 子どもは目の前の楽しいことに夢中ですからね♪そんな時、子どもが指示を忘れないようにするためのテクニックがあります。これを使えば、少なくともお子さんが指示を覚えている確率は上がるでしょう☆

発達障害について(総集編):より良い理解、より良い対応のために

発達障害のお子さんたちは、どのように物事を捉えてる? 発達障害のお子さんたちは、どのように考えている? これらの問いに対する1つの考え方と、それに基づいた対応・関わり方についてお伝えしたく、シリーズ物の発達障害についての記事を作りました。 発…

発達障害について⑲:「今を基準にする」という子どもの良い所を見つけるためのスタンス

「もっとできる!」「まだ足りない!」とお子さんのパフォーマンスに焦ったりイライラすることってありますよね? ・・・からの、そんな自分に自己嫌悪となっている親御さんもいるかもしれません。 そこで今回は、その焦りやイライラを防ぐためのスタンスに…

発達障害について⑱:「ランク分け」という子どもの課題に取り組む際のポイント

宿題を嫌がる、片づけない、歯磨きが雑・・・ お子さんに直してほしいことや、出来るようになって欲しいことは、挙げたらきりがないですよね。 でも、お子さんが「覚醒」のような状態になっていきなりいろいろなことが出来るようになることはあり得ません。 …

発達障害について⑰:「適切な目標設定」という発達障害児と関わる際にすべき心構え

お子さんに身につけて欲しいスキルや、「将来こうなってほしい」という理想の姿は、どんな親御さんでも持っていると思います。 それらは、『目標』という言い方が出来ると思いますが、この『目標』は設定次第で成長の基にも負担の基にもなります。 ずいぶん…

発達障害について⑯:指示を出す際のポイント

今回は、タイトルの通り、お子さんに『指示』を出すときのポイントについてです。 前回、前々回と、 そもそも『指示』という形にならないための下準備と、 『指示』をだす場合の内容とその後の対応 についてご説明させていただきました。 今回は、「指示の出…

発達障害について⑮:子どもの出来ることを増やす『正解を伝えて、できたら褒める』という関わり方

発達障害を中心とした関わる際に配慮が必要なお子さんは、「しっかりしなさい。」や「気をつけなさい。」のような曖昧な声掛けでは、求められていることを理解することが難しかったり、自分なりに判断して行動して間違えたりということが多くなってしまいま…

発達障害について⑭:お子さんへの指示・命令を『契約』という形に変える

宿題をやるつもりで帰ってきたのに、親に「宿題やりなさいよ」と言われた瞬間に宿題をやる気がなくなったという経験をしたことがありませんか? このやり取りは、お子さんと関わる際のポイントに反してしまったことによって生じてしまっています。 そのポイ…

発達障害について⑬:子どもの行動を理解するために大切なこと

「ダメって言ってるでしょ!」 「また同じことして!」 やり方を教えてもできなかったり、やるなと言っても繰り返したり…。 大人には理解できない子どもの行動ってたくさんありますよね? そんな大人にとっては意味不明な子どもの行動も、しっかり考えれば起…

発達障害について⑫:情報の入力・出力の難しさが引き起こす周囲を困らせる行動と二次障害

人は、様々な情報を入力し、得た情報に基づいて遂行(出力)します。(しっかりした認知心理学ではもっと細かく分けますが…。) *コチラも参考にどうぞ。 そしてこのブログでは、発達障害等の配慮が必要なお子さんにある情報の入力・出力の難しさについて、…

発達障害について⑪:発達障害と『やる気』

「〇〇君は好きなことばかりやっている」は、発達障害を中心とした関わる際に配慮が必要なお子さんの親御さんからよく聞かれるコメントです。 裏を返せば、興味を持っていること以外のことをするのはなかなか気が乗らない=やる気が出ないということです。 …

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
ここでご紹介しているテクニックに大きく影響しているのは、その相手との関係性です。
どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
ここでご紹介しているテクニックは、ただ相手を「操作する」・「操る」ためのものではありません。
相手との信頼関係に基づいた上で、その関係をより良好に・スムーズにするための一工夫のための方法としてご利用いただけたら幸いです。