子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックをご紹介します♪

子どもや部下の目標達成を応援する手順はコレ!

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本日の豆知識は、「お子さんや部下の目標達成を応援する時には、こんな順番でしてあげてください☆」というお話です♬

 

Point!

現状と目標のギャップを探れ!

 

未来に向かって段取りを組む!

 

1.相手の望む目標をはっきりさせる

2.現状をはっきりさせる

3.現状と目標のギャップが何によってもたらされているのかをはっきりさせる

4.ギャップを埋めるための行動計画をはっきりさせる

5.定期的にフォローする

 これが、コーチが話し合いをする時に意識していることなんだそうです。

「はっきりさせる」と一言で書いてあるところにもテクニックが必要になりそうですが、この流れはとても良いと感じます。

 

良いなと感じたポイントは、前向きに未来の話をしているのに、しっかり課題を確認できている所です。

進みたい方向と現状をハッキリさせることで、目標に届くために必要なことが把握できています

 

同じことは、「どこがダメなの?」「何が足りないの?」という聞き方もできます。

でもこれは、マイナスに焦点が当たっています。

 

「マイナスを特定する」ではなく、「プラスのために必要なものを把握する」という感じでしょうか。

言葉遊びのようですが、大きな違いが生まれると思います☆

この記事は、『子育てコーチングの教科書』(あべ まさい、2015)から学んだことの記録です。著者のあべ氏は、コーチとして活躍しながらお子さんを育てられた経験をお持ちで、ご自身の子育てエピソードとコーチングの理論・テクニックを結びつけ、それをとても分かりやすく親しみ深い表現で説明してくださっています。子育てあるあるに共感しながら読み進めているうちに、コーチングの基礎を理解できてしまいます♬

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
ここでご紹介しているテクニックに大きく影響しているのは、その相手との関係性です。
どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
ここでご紹介しているテクニックは、ただ相手を「操作する」・「操る」ためのものではありません。
相手との信頼関係に基づいた上で、その関係をより良好に・スムーズにするための一工夫のための方法としてご利用いただけたら幸いです。