子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックをご紹介します♪

余裕がないと、優しくできない☆

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本日の豆知識は、「自分自身の余裕・ゆとりが大切ですね☆」というお話です♬

 
Point!

インサイドアウト☆

自分から周りへ♬

インサイドアウトという考え方があります。自分、家族、仲間、社会と外側に円が広がっていくとすると、内側から始まり外側に広がっていくという意味です。

つまり自分が満たされ、家族が満たされ、仲間が満たされ、社会が満たされるという順番です。

インサイドアウトはシャンパンタワーに似ています。一番上の段にあるのが自分のグラス。そのグラスが満たされて、上から2段目にあるのが家族、3段目が仲間、4段目が社会というイメージです。

一番上の自分のグラスを満たし、あふれた分が次の家族の段を満たしていきます。ここで大事なのが、周りの人たちを励まして元気にしていくためには、自分から常にあふれていることが必要です。

 

ひと昔前の、「24時間働けますか?」な時代は、自分や家族のグラスを空にしてでも会社のグラスを満たすみたいな人が多かったのかもしれません。

景気が良く、頑張れば頑張るほど成績が出る時代であったらそれも1つの選択肢だったかもしれません。

 

ですが今は状況が違いますよね。

多様性があって先が読めない今の世の中を生きていくことを考えると、インサイドアウトという考え方はとても大切で、まずは自分がゆとりを持つという順番で考えるべきかなと感じます♬

この記事は、『実践!PEP TALK』(浦上大輔、2019)から学んだことの記録です。 「ペップトーク」はスポーツ映画などでよく見る、監督やコーチが選手を激励するスピーチのことです。 著者はペップトークの日本での普及に非常に尽力されている方で、この本には、様々な場面で使えるペップトークの作り方や、日々のコミュニケーションで使えるペップトークの基本スタンスがとても分かりやすく書かれています。 先生、監督、コーチ、親…誰かを指導することがある全ての人に読んでいただきたい本です!

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
ここでご紹介しているテクニックに大きく影響しているのは、その相手との関係性です。
どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
ここでご紹介しているテクニックは、ただ相手を「操作する」・「操る」ためのものではありません。
相手との信頼関係に基づいた上で、その関係をより良好に・スムーズにするための一工夫のための方法としてご利用いただけたら幸いです。