子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックをご紹介します♪

こんなところにも「褒めポイント」はありますよ♬

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本日の豆知識は、「こんなところにも、褒めたり認めたりできるポイントはありますよ☆」というお話です♬

 

Point!

変化を捉える!

 

終わっていなくても、前進していたら承認☆

<お子さんを褒めてあげてくださいね♩>

「この子に褒めるとこなんてありませんよ・・・。」

これは、子ども関係の相談に対応すると時折あるやり取りです。

 

しかし、

途中経過にも「肯定できる要素」はたくさんあるはずなのです。それを認めるのが「変化の承認」です。

 

親御さんに「こうなって欲しい」という思いがあって、それに届かなかったら不合格という考えになってしまったら、なかなか認めてあげられるポイントはありません。

 

「成果」が出るまで承認できないということはありません。

一定の「成果」が出ていなくても、「成果」に近づく「変化」は見えると思います。

「成果」に近づく「変化」は「成長」ということです。

「成長」があったら、そこを承認してあげましょう☆

 

この「変化」を認めてあげることは、結果的に「成果」が上がることにもつながります♪

「成果」まで届く途中で承認を受けることで、「やっていることは間違っていない」と確認でき、自信を持って進められるからです。

反対に、途中で承認してあげないと、「成果」を待っているうちに、「どうせやっても・・・」とモチベーションが下がってしまうこともあると思います。

 

「目標」・「成果」まで届いていなくても、「いいぞ、その調子!」という意味の承認の言葉・態度をぜひ投げかけてあげてください☆

この記事は、『今すぐ使える!コーチング~プロコーチだけが知っているとっておきの方法~』(播摩早苗、2017)から学んだことの記録です。著者の播摩氏は、アナウンサーとして勤務後に心理学やコーチングを学んで独立し、コーチや研修講師として活躍されている方です。部下やお子さんの目標達成をサポートするためのコミュニケーション方法がとても分かりやすく解説されています♪

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
ここでご紹介しているテクニックに大きく影響しているのは、その相手との関係性です。
どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
ここでご紹介しているテクニックは、ただ相手を「操作する」・「操る」ためのものではありません。
相手との信頼関係に基づいた上で、その関係をより良好に・スムーズにするための一工夫のための方法としてご利用いただけたら幸いです。