子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックをご紹介します♪

その人の本音が見え隠れするのは・・・。

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本日の豆知識は、「その人の本心は、こんなところに現れやすいですよ☆」というお話です♬

 

Point!

なんとなく使っている言葉にこそ本心が!

曖昧な表現を解読しよう♬

人は、曖昧な認識のまま、適当で、近そうな言葉を使って話をしがちです。そして、この曖昧な言葉が「潜在能力への信号」である場合が多いのです。

 

「うちの会議は意味ないよなぁ」

「微妙な味だな・・・」

「しっくりこないんだよねぇ」

このような曖昧なぼんやりした表現にこそ、その人の本心が込められています

 

曖昧な表現の「本質」を引き出すことができると、その人の思いが確認でき、改善点なども見つかることがあります

そして方法は、「〇〇について教えて」という聞き方です。

 

「『意味ない』ってどういう所がそう思う?」

「『微妙』ってもう少し詳しく言うと?」

「『しっくりこない』ってどういう感じ」

といった感じです。

関係が出来ている間柄なら、このような質問をされたら「あぁ、そうだなぁ・・・」と考えようとしてくれます。

ここを掘り下げていけば、曖昧だった表現が明確になり、その人の本心が言葉や文章としても確認できます☆

 

普通の会話は、『話す方はなんとなく話し、聞く方もなんとなくわかったつもりになる』ということで終わります

世間話ならそれでいいと思いますが、お仕事などの目的があるコミュニケーションの場合には相手の曖昧な表現を明確なものにして理解することが大切だと思います♬

この記事は、『今すぐ使える!コーチング~プロコーチだけが知っているとっておきの方法~』(播摩早苗、2017)から学んだことの記録です。著者の播摩氏は、アナウンサーとして勤務後に心理学やコーチングを学んで独立し、コーチや研修講師として活躍されている方です。部下やお子さんの目標達成をサポートするためのコミュニケーション方法がとても分かりやすく解説されています♪

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
ここでご紹介しているテクニックに大きく影響しているのは、その相手との関係性です。
どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
ここでご紹介しているテクニックは、ただ相手を「操作する」・「操る」ためのものではありません。
相手との信頼関係に基づいた上で、その関係をより良好に・スムーズにするための一工夫のための方法としてご利用いただけたら幸いです。