本日の豆知識は、「『聴く』って、ただ話を聴けばいいということではありませんよ☆」というお話です♬
「聴く」は「受け入れる」☆
秘訣はただ1つ!
コーチングの「聴く」は、「受け入れること」。
私たちは言葉を通して会話をしながら、同時に心を通して別のものを発信し、受信しています。ですから言葉に対する反応がないと、自分の心も受け取ってもらっていないと解釈します。ひとまず「受け入れて」ほしいのです。
誰かの話を聴いたら、それに対しての意見も出てきますよね。
でも、まずはその人の話を、というか、その人を受け入れましょう。
このひと手間がないと、たとえどんなに素晴らしい提案であっても、相手は聞いてくれません。
「受け入れる」が大事です。
ちなみに私は、管理職向けなどの年配の方が多いコミュニケーションについての講義の中では、「横綱相撲」の例えを出して説明したりしていました。
古き良き時代の横綱(貴乃花ぐらいまで)は、立ち合いで突っ張ったりしませんでしたよね。
まずはガシっと相手を受け止めて、堂々といなすという感じだったと思います。
コミュニケーションも同じで、まずは横綱のように、堂々とガシっと相手を受け止めましょう♬
この記事は、『今すぐ使える!コーチング~プロコーチだけが知っているとっておきの方法~』(播摩早苗、2017)から学んだことの記録です。著者の播摩氏は、アナウンサーとして勤務後に心理学やコーチングを学んで独立し、コーチや研修講師として活躍されている方です。部下やお子さんの目標達成をサポートするためのコミュニケーション方法がとても分かりやすく解説されています♪