子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックをご紹介します♪

「怒り」と「不安」と「筋肉」と☆

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本日も豆知識ショート記事です!

 

怒っていたり不安な時は、筋肉は緊張します。

 

このブログ内で何回か説明していますが、人間も動物の1種、そして動物の一番の仕事は「種の保存」です。

「種の保存」のためには、危険な状態や不快な状態を避けなければいけません。

「怒り」や「不安」は、そのために備わっていて、役割は、生き残るためのアラーム機能です。

「ヤバいかもよ!準備しろよ!」となるということです。

そして、動物が生き残るためにすることといったら、「戦う」か「逃げる」かです。

「戦う=相手にガッと襲いかかる」も「逃げる=バッと走り出す」も、爆発的なエネルギーを使う行動のため、力を溜めた状態=筋肉が緊張した状態になります。

 

こんな理由で、現代の人間も、「怒り」や「不安」を感じると筋肉が緊張します。

 

「怒り」や「不安」と「筋肉の緊張」はセット。

ということは、「筋肉が緊張」していなければ「怒り」や「不安」は感じないということですね♪

 

つまり、『怒りや不安を鎮めようとするより、筋肉を緩めようとする方が上手くいくときもあります♬』

 

イラッとしたり不安になったら、笑顔を作ったりストレッチを☆

この記事は、『心を上手に操作する方法』(トルステン・ハーフェナー、2012)から学んだことの記録です。 『心を上手に透視する方法』の続編です。タイトルは刺激的ですが、相手を操作するためにはその人との良好な関係作りが非常に重要なため、子育てや人間関係の中で有用なコミュニケーションのための方法についてのヒントも数多く含まれています♪

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
ここでご紹介しているテクニックに大きく影響しているのは、その相手との関係性です。
どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
ここでご紹介しているテクニックは、ただ相手を「操作する」・「操る」ためのものではありません。
相手との信頼関係に基づいた上で、その関係をより良好に・スムーズにするための一工夫のための方法としてご利用いただけたら幸いです。