本日の豆知識は、「「子どもの話をしっかり聞く」とはこんな状態ですよ☆」というお話です♬
「聞く」ときは、ただただ「聞く」☆
「聞く」のはとっても大変な作業だけど☆
「聞く」という行為は、「最初から最後まで聞く」、そして「相手の言わんとしていることをそのとおりに理解しようとする」、そして、「それだけで完了する」行為なのだとその時感じました。
「最初から最後まで聞く」には、「そのとおりに理解しようとする」には、自分のやっていることをやめて、自分の予測を脇に置いて、自分の価値判断をいったんは手放して、そのことに耳を開くことをしなければなりません。言い換えれば、自分の体と気持ちを相手の心の隣に派遣して聞くことが、「聞く」という行為らしいのです。
大人は、家事や仕事で忙しいですよね。
効率よくするために何かをしながら話を聞いたり、予測して「こういうこと?」と聞くことで時間を縮めたりしたくなりますよね。
でもそれでは、お子さんに「しっかり話を聞いてもらえた」と感じてもらうことは難しいと思います。
全部の話をしっかり聞くことは無理なので、1日に数分でも、しっかり話を聞いてあげる時間が持てたらいいですよね♬
※予測などをせずに「話を聞く」ということについてはコチラもどうぞ☆
この記事は、『子育てコーチングの教科書』(あべ まさい、2015)から学んだことの記録です。著者のあべ氏は、コーチとして活躍しながらお子さんを育てられた経験をお持ちで、ご自身の子育てエピソードとコーチングの理論・テクニックを結びつけ、それをとても分かりやすく親しみ深い表現で説明してくださっています。子育てあるあるに共感しながら読み進めているうちに、コーチングの基礎を理解できてしまいます♬