子育て・育児や対人関係に役立つ心理学のテクニック

「子育て・育児や対人関係に使える!」と感じた心理学のテクニックをご紹介します♪

やる気につながる声掛けの方法

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本日の豆知識は、「こんな声掛けの方が、やる気に繋がりやすいですよ☆」というお話です♬

 
Point!

プラスノミライ☆

「プラスの未来」で主体的に♬

何かやって欲しいことがある時には、「プラスの未来」に焦点を当てた声掛けをしましょう♪

 

その反対が、「マイナスの過去」に焦点を当てた声掛けです。

・なぜやらなかった?

・そうした結果、今どうなってる?

のような感じです。

嫌な部分が整理されていきますが、そこから改善しようというやる気につながるかというと、そうはならないと思います。

 

「プラスの未来」に焦点を当てると、

・本当はどうなっていたらいいと思う?

・そうなったらどんなことが起こる?

といった感じです。

プラスの未来をイメージさせることで、「そうなるなら、やろうかな♪」と思わせます。

 

お子さんや部下に声を掛けるとき、「𠮟咤激励」という感じで、ネガティブな部分に焦点を当てて煽って、改善を促すという方法を使っている方は多いと思います。

「マイナスを避ける」ということは、動物が行動する時の要因になるので、間違ってはいないと思いますが、今の時代にはマッチしにくいかなぁということと、主体的に動くという所には繋がりにくいかなぁと思います

 

「プラスの未来」に焦点を当てることで、その後も主体的に動いてもらえるきっかけにもしたいですね♪

この記事は、『実践!PEP TALK』(浦上大輔、2019)から学んだことの記録です。 「ペップトーク」はスポーツ映画などでよく見る、監督やコーチが選手を激励するスピーチのことです。 著者はペップトークの日本での普及に非常に尽力されている方で、この本には、様々な場面で使えるペップトークの作り方や、日々のコミュニケーションで使えるペップトークの基本スタンスがとても分かりやすく書かれています。 先生、監督、コーチ、親…誰かを指導することがある全ての人に読んでいただきたい本です!

このブログでは、育児や対人関係で利用可能な心理学的な理論に基づくテクニックをご紹介しています。
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どんな有効なテクニックでも、相手との信頼関係・良好な関係がなくては成り立ちません。
ここでご紹介しているテクニックは、ただ相手を「操作する」・「操る」ためのものではありません。
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