発達障害のお子さんたちは、どのように物事を捉えてる?
発達障害のお子さんたちは、どのように考えている?
これらの問いに対する1つの考え方と、それに基づいた対応・関わり方についてお伝えしたく、シリーズ物の発達障害についての記事を作りました。
発達障害についての90分の研修の講師を務めた際の資料が基になっているので、19個も記事が出来てしまいました。
今後「発達障害についてはコチラをご覧ください」と紹介することもありそうなので、ひとまとめにしておきます。
「発達障害のお子さんと接する大人が、お子さんの特性を正確に理解することで、大人にとっては関わりやすく、お子さんにとっては過ごしやすい環境になる」ことのお手伝いになっていたら嬉しいです。
対応の前提は、特性の正確な理解
まず、「良い対応をするためには、お子さんの特性の正確な理解が何よりも大切です」ということを説明させていただきました。
発達障害をどう捉えるか?
続いて、発達障害に関連する概念について説明させていただきました。
発達障害の特性を理解するための観点
次に、カメラの例えを中心に、特性を理解するための観点をご紹介させていただきました。
発達障害のお子さんと関わる際の具体的なポイント
次に、実際にお子さんと関わる際のポイントをご紹介させていただきました。
お子さんにも大人にも優しい関わる際のスタンス
最後に、発達障害のお子さんと関わる際の、お子さんにとっても大人にとってもやりやすくなるような心構え・スタンスについて説明させていただきました。
おわりに
ここまで、過去の資料を読み返しながら記事を作りましたが、
つまり、要するに、まとめると、発達障害のお子さんと関わる時には、
お子さんの特性に基づいた丁寧な対応を
ということに尽きると思います。
しかし、これは頭では分かっても、非常に難しいことですよね。
大人は仕事や家事をしながらお子さんと接するわけですから、なおさらです。
ただ、これらのことを知識として知っているということは、とても重要であると思います。
学校などでは、「『分かる・知っている』と『できる』は違うんだ」なんて言ったりしますが、私はそれよりも「『分かる・知っている』と『知らない』の差」の方が大きいと思っています。
この記事を読んでいただいた方は、「特性の理解と、それに基づく丁寧な対応」が大切であるということを知っています。
知っていれば、後から反省したり対策を考えたりも出来ます。
お子さんと接していてイライラした際などにも、この記事のことが頭をよぎるかもしれません。
この一連のシリーズにある対応をしていただければ、大人はやりやすさを感じることができ、お子さんのパフォーマンスは上がると思います。
24時間この丁寧な対応を実践することは不可能だと思いますが、意識してうまく対応できた時の成功体験が積み重なり、丁寧な対応が習慣になり、より良い循環が生まれていくといいなと思います。
そのためにも、この記事のことを頭の片隅でいいので留めておいていただけたら嬉しいです。